少し前に、auのガラホからiPhoneSEに乗り換えたっていう話、「今更ですが、iPhone SE買いました。」にも書きましたが、今回は乗り換えでの、LINEやモバイルSuica（？）の移行作業についてのお話です。
今まで使っていたのはSHARPの「SHF31」で、姿形は二つ折りの携帯なんですが、中身はAndroidと言うちょっと変わった、いわゆるガラホと呼ばれている物でした。
この「SHF31」、Androidとは言っても、Googleプレイストアに対応していないので好きなアプリをインストールして使うと言ったことは出来ないはずなんですが、抜け道があって、ちょっとした裏技を使えば、インストール出来ちゃうんですね。
それで、「面白そう！」と思って、買ったんですよ。
全てのアプリがインストールできる訳じゃ無いけど、Plexなんかは大丈夫でした。それで、音楽を聴いたり、映画を見たりと言ったことが出来るようになってたんですが、操作性がイマイチでした。
こういった特殊な使い方の、変わった端末からの乗り換えですが、基本的にはガラケーからスマホへの乗り換えと考えていいでしょう。
機種変で必須の電話帳の移行は、すでにMacのアドレス帳に移してあったので必要なし、そして、キャリアメールはパソコンに転送されるようになっていたので、これも必要なしと言うことで、今回の移行作業は、LINEとモバイルSuicaだけです。
そして、LINEの移行作業はなんの問題も無く、スムーズに行きました。
詳しい方法は、上の公式ブログで確認していただくとして、要点は、メールアドレスとパスワードが登録されていて、ちゃんと使えるようになっているかと言うことですね。
ただ、上の方法でも、過去のトーク内容は引き継がれないので、（必要ないのでやりませんでしたが）必要な場合には、別にバックアップしないとダメみたいです。
LINEのスムーズな移行と違って、苦労したのがSuicaです。
のっけの、モバイルSuicaを開くところで、「更新が必要です」と言うメッセージ。
まぁ、これは更新ボタンを押せば済む話、……なんですが、
更新ボタンを押すと「引数が違います」なんて言う、訳の分からないことを言い出して、先に進めません。
昔のことで確かでは無いんですが、モバイルSuicaは裏技を使ってインストールした気がします。
こうなったら、残金が泡と消えることも覚悟して、アプリを再インストールしなくちゃ、(￣ー￣；……で、どうやってアプリをインストールしたんだっけ？
しばらく使わなかった裏技なんで忘れてたんですが、資料なんかひっくり返して思い出しました。
その裏技とは、事前に用意したapkファイルをBluetooth経由で送信するというものです。
他の方法で送ってもダメなんですが、なぜかBluetooth経由だと「インストールしますか？」って聞いてくるんですよ。
無事、インストール終了。残金も無事でした、ヤレヤレ😌。
ようやく、データの移行作業に入れます。
モバイルSuicaの移行作業は、
1.機種変前にセンターにデータを移す
2.機種変後にセンターから新しい機種にデータを移す
この２ステップの作業が必要です。
機種変前のセンターにデータを移す作業は、こちらの「モバイルSuica・機種変更」を参考に問題なく移行できました。
次は、iPhoneSEにインストールしたモバイルSuicaにデータを移す作業ですね。
……で、今度は何？
モバイルSuicaを開こうとすると「この機種では使えません！」と出てくるじゃありませんか (?_?)エ?。
インストール出来たからには、すっかり使えるもんだと思い込んでいたんですよね。
本当に、「えっ、何で？」って言う感じです。
「iPhoneSEにはNFCものっているし、何で、なんで？」と言う思いで調べてみると、
「iPhoneSEのNFCが対応しているのはタイプA&B で、モバイルSuicaやおサイフケータイのFeliCaには未対応」
って、日本ではほぼ役立たずな仕様だったんですね。
そう言えば、iPhone６で初めてNFCが搭載された時に、まったく使え無い事にがっかりし、そして、iPhone７でガラパゴス仕様のFeliCaに、あのAppleが奇跡的に対応したって事に世間が驚いたことを思い出しました。
まぁ、落ち込んでいても、使えないものはしょうがありません。
「センターに移してしまった残金を取り返さねば。」
そこで、思いついたのが、
「新機種へのデータ移し替えを旧機種のガラホでやればいいんじゃないの？」
と言うことです。
目論見通り。残金がガラホに戻ってきました。
後は、退会して、残金を払い戻してもらえばOKです。
２２０円の手数料は取られましたけど、全額あきらめずに済んだだけでもよしとしましょう。
IPhoneSEのApplePayは、お店では使えないというちょっとガッカリなものでしたけど、手に持った時のフィット感や質感は、さすがAppleといった感じです。
もう、３世代前のCPUになってしまいましたが、スピード的にもまったく問題ありません。
ただ、（これは事前に知っていたことではあるんですが）３Dタッチに対応していないのは、やっぱり残念です。
コントロールパネルだけは長押しで3Dタッチメニューが使えるんで、その雰囲気だけは味わるけどね……、 (-.-;)y-゜゜。
